G.W.の後半戦が始まった。前半と同じくあまりにも天気が良すぎる。でも3日と4日は我慢しよう。行動を起こすとすれば5日の子供の日。子供の希望とパパとママの希望が一致する場所にキャンプ場はない(笑)。ボクはディズニーランドなんかより、日中どんなに暑くても夜になると急激に冷えてぶるぶる震えながらテントでひと晩を過ごすキャンプの方が絶対いいと言う小学生は少ないと思う(笑)。パパとママにしたって、7日には満員電車で通勤するいつもの日常に戻るわけだから、せめて6日の日は自宅でゆっくりしたいものだ(ま、アタシも7日から会社ですが)。
と言うわけで、5日の子供の日、夜になるとぶるぶる震えそうな海抜920米の道志山伏オートキャンプ場に向かった。
一週間前に千葉の亀山湖で誓った 、強じんな精神力を身につけようと言う話はどこに行ったんだろう? ま、いいか(笑)。
管理棟に近い区画から順に埋って、奥側のサイトはまだけっこう空いている様子。管理人さんと相談し50番に決定。ここの区画は二股に分かれて流れる川に沿ってそれぞれが個性的に設計されている。大人数の何組かのグループが一同にキャンプが出来るエリアもあれば、ソロキャンパーが川に向かってひっそりと焚火が出来そうなこじんまりとしたエリアもある。密集している割には、お互いが程よい距離感で自然の木々の垣根が独立した空間をつくっている。落ち着いてキャンプが出来そうだ。で、5月5日の子供の日。ま、お子様がいらっしゃらないわけではないが、大半がおとな同士のグループだ。やはり子供の日は家庭の諸事情の日なのかな(笑)。実は、今年の山伏さんの営業はいつからだろうと、4月の中旬に電話で確認していた。連休初日の4月27日の土曜日がオープンと聞いたので、一番乗りをしようとひそかに計画していたが、ま、本日の「おとなの日」で良かったんじゃない、天気もいいし(笑)。
炊事場とトイレ。炊事場は冷蔵庫が付いているしお湯も出る。トイレのひとつはウォシュレット。行き届いてますね。ソロキャンで2900円はけっして安くはないが、それ以上のところもあるわけで。もったいないと言うかすごく贅沢に感じる。
キャンプ場を流れる清流。今日は本当に暑い。20度をかるく超えて夏日の陽気。数人の子供たちが水遊びをしていた。子供連れのファミリーが少ないだろうと期待してこの高地のキャンプ場を選んだが、この美しい景観を眺めていると、子供の日こそ、ここで子供たちを遊ばせてあげたいなと思う。ま、自分が知らないだけで、昨日まで子供たちであふれかえっていたかも知れないけど。子供が遊んでいる日はいつでも子供の日だもんな(笑)。
今日の自分のお宿、50番。管理棟から一番遠いサイト。まったくの川岸ではないが充分過ぎる広さに満足。自分が先ほど通って来た国道413号線。そこを走る車とバイクの騒音は、このキャンプ場のどこに居ても聞こえる。もちろん騒音が自然の一部になるとは思えないが、川のせせらぎは、その騒音をポジティブに包んでくれるようだ。まだキャンプ場が見つからなくて焦っているんだろうかとか、お父さんが家族を乗せて家路に急いでいるのだろうとか。せせらぎの音を聞きながらコーヒーを飲んでいると気持ちが穏やかになる。シアワセの時間だ(笑)。
コロダッチで、ワカメごはんを炊いてみた。ま、ワカメが目立つのでワカメごはん(笑)。塩ラーメンの残ったスープにごはんを入れたイメージで作ってみた。ま、そう言う食べ方をなさらない方はお分かりにならないと思うが(笑)。スープは、水200ccに、鶏ガラスープ、めんつゆ、チューブのにんにくなどを入れ、一度沸騰させ溶かす。それぞれの分量は塩ラーメンっぽい味になるまで適当。具はラーメンと同じくワカメとコーン。今回コーンを忘れたので、コンビニで売っているラーメンの具のふりかけを使用。それで米を一合炊く。米一合の水の量だが、コロダッチの蓋に水を満杯にするとそれくらいになる(およそ220cc)。うまく出来ているものだ。で、ワカメごはんのお味はと言うと、ま、好みでしょうね(笑)。ちょっと濃い目の味付けがいいかも。
お酒のつまみ。まず、エビと野菜を焼く。
次にホルモンを2人前焼く。そんなに食えねーよとひとり言を言いながらきれいにたいらげた(笑)。
海抜920米の道志。2013年G.W.の夜の気温。22時08分で7.3度。日中どんなに暑くても夜はこのくらい下がる。風が全然ないのが救い。でも明け方にはたぶん5度か6度になっているかも。ま、それでも厚着すれば何とかなりそうな気温。軟弱なアタシは灯油ストーブのつまみを全開にしましたが(笑)。
この時期の道志の森。青葉がまだまだ若い(それを若葉って言うんじゃない)。これから夏にかけ道志の山全体が目にしみるほどの眩しい青葉になるだろう。その頃にまたこの山伏キャンプ場に来たいものだ。予約はたぶんしないだろうから、山中湖経由で津久井方面に向かう途中フラッとのぞいてみよう。夏キャンプ。ここだったらどんな環境でも耐えられそうな気がするんだが。甘いかな(笑)。
帰りは渋滞を避けるべく早めに撤収し御殿場から東名に乗った。渋滞情報はチェックしていなかったが、おそろしいほどガラガラ。午前中に横浜に到着してしまった(笑)。で、自宅近くの公園に立ち寄り、結露で重くなったテントとシュラフの日干しをしてキャンプ終了。あっ、まだ朝めし食べてないや(笑)。
G.W.、終わってしまえば実にあっけない。でも、千葉と道志にキャンプに行けた。楽しかったな。毎月「おとなの日」があればいいのにと子供じみたことを考えてしまう(笑)。